Googleフォト「動画リミックス」の使い方|対象プランも解説

AI活用

Googleは2026年7月8日、Googleフォトの新しいAI動画編集機能「Video Remix(動画リミックス)」を発表しました。

撮影済みの動画にテンプレートを適用し、照明を変えたり、背景を置き換えたり、絵画風に加工したりできます。この記事では、機能の中身、対象プラン、日本での提供状況、使い方をGoogleの公式情報から整理します。

Googleフォトの動画リミックスとは

動画リミックスは、Googleフォトの「作成」タブから使うAI編集機能です。Googleのマルチモーダルモデル「Gemini Omni」を利用し、専門的な動画編集ソフトを使わずに、用意されたテンプレートから加工方法を選べます。

公式ブログで紹介されている主な加工は次の3種類です。

  • 再照明:暗い動画を朝の光のような雰囲気に変える
  • 背景の置き換え:動画の背景を温室など別の場面へ変える
  • スタイル変換:水彩画、スケッチブック、油絵風に仕上げる

自由な文章で細かく編集を指示できるとは公式に案内されていません。現時点では、テンプレートから選んで手軽に雰囲気を変える機能と考えるのがよさそうです。

日本で使える?対象プランは?

Googleフォトチームの公式コミュニティ告知では、日本は初期提供14か国の1つに含まれています。対象はGoogle AI Plus、Google AI Pro、Google AI Ultraの加入者です。

一方、Googleフォトの公式ヘルプには、機能は地域やアカウントによって異なり、1日に生成できる写真や動画の数には上限があると記載されています。動画リミックスは18歳以上の個人Googleアカウント向けで、Google Workspaceや学校のアカウントでは利用できません。加工する動画のバックアップとネット接続も必要です。

Google AI各プランの料金や利用上限は変更される可能性があり、アカウントやキャンペーンによって表示も変わります。この記事では固定の金額を断定しません。申し込む前にGoogle One公式ページと、自分のアカウントに表示される料金・条件を確認してください。

正直、この機能だけを目的に課金するかは、実際の仕上がりを見てから判断したいというところです。すでに対象プランを使っているなら、まず手元の短い動画で試すのがいちばん早いかなと思います。

動画リミックスの使い方

Android版のGoogleフォト公式ヘルプで案内されている流れは次のとおりです。

1. Googleフォトアプリを最新版に更新する 2. 個人のGoogleアカウントでGoogleフォトを開く 3. 画面下部の「作成」をタップする 4. 「動画をリミックス」のテンプレートを選ぶか、「ツール」から「動画リミックス」を開く 5. 初回は注意事項を確認する 6. 加工したい動画とテンプレートを選び、生成する

AIで作り替えた結果は、意図どおりにならなかったり、元の動画と異なる内容になったりする可能性があります。記録用の元動画は残したまま、生成結果を別の作品として確認してください。

表示されない場合の確認点

Googleは2026年7月8日から順次提供すると案内しています。日本の対象プランでも、アプリやアカウントへの反映に時間差が出る可能性があります。

表示されないときは、次の点を確認してください。

  • Googleフォトアプリが最新版か
  • Google AI Plus、Pro、Ultraのいずれかに加入しているか
  • 18歳以上の個人Googleアカウントを使っているか
  • 動画がGoogleフォトにバックアップされているか
  • ネット接続が有効か
  • 「作成」タブの「ツール」内にも表示がないか

それでも見つからない場合は、順次展開を待ちつつ、Googleフォトの公式ヘルプを確認するのが確実です。

私の環境でも、表示の有無と生成にかかる時間は公開前に確認したいところです。まだ実際に試せていない段階で「簡単にきれいになる」とは言い切らず、元動画をどこまで自然に変えられるかを見て判断します。

画像版リミックスや「写真から動画」との違い

Googleフォトの「作成」タブには、似た名前のAI機能があります。

  • 写真リミックス:写真1枚をテンプレートで別の作風へ変える
  • 写真から動画:静止画を短い動画にする
  • 動画リミックス:撮影済みの動画へ再照明、背景置き換え、スタイル変換を加える

写真しか残っていない場面を動かしたいなら「写真から動画」、すでにある動画の見た目を変えたいなら「動画リミックス」と分けると選びやすくなります。

使う前に知っておきたい注意点

動画リミックスは便利そうですが、次の点は押さえておきたいところです。

  • 生成回数には上限があり、上限値は固定で案内されていない
  • AIの結果が不正確、または予想外になることがある
  • 背景置き換えなどは、実際の記録とは異なる映像を作る
  • 利用にはGoogleの利用規約と生成AIの禁止使用ポリシーが適用される
  • 対応地域、対象アカウント、利用条件は変わる可能性がある

家族の思い出やSNS向けの演出には使いやすそうですが、出来事の証拠や業務記録として扱う動画には、加工後の映像を混ぜないほうが安全です。

まとめ

Googleフォトの動画リミックスは、撮影済みの動画へ再照明、背景置き換え、絵画風などの効果を数タップで加えられる機能です。日本ではGoogle AI Plus、Pro、Ultra加入者向けに順次提供されています。

対象プランを利用中なら、Googleフォトを更新し、「作成」タブを確認してみてください。未加入なら、料金だけで決めず、公式の最新条件と実際の作例を見てから判断するのがおすすめです。

参考にした公式情報

  • Google公式ブログ「Create videos in seconds with Google Photos’ Video Remix」: https://blog.google/products-and-platforms/products/photos/video-remix/
  • Googleフォト公式ヘルプ「Make creations with Google Photos」: https://support.google.com/photos/answer/6128862?co=GENIE.Platform%3DAndroid&hl=en
  • Googleフォト公式コミュニティ告知「Use Video remix in Google Photos」: https://support.google.com/photos/thread/448561722/use-video-remix-in-google-photos?hl=en
  • Google DeepMind「Gemini Omni」: https://deepmind.google/models/gemini-omni/
  • Google One「Google AI のプラン」: https://one.google.com/intl/ja_jp/about/google-ai-plans/

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